「シミの作者」を想像する楽しみも

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よそのお宅の子ども用本棚ってどんな感じ?
普段なかなか目にする機会のない、一般のご家庭のプライベート空間をのぞいてみました。

今回は、好奇心旺盛なれお君(6歳)の本棚です。

Q:本選びや本棚づくりで意識していることはなんですか?
A:母・紀子さん

幼稚園で定期購読している絵本やプレゼントでいただく絵本は、定番のものや昔話が多いですね。絵は単純で、色彩もべた塗りですが、それはそれで昔ながらの良さがあります。

最近の絵本とは違って、昔ながらの絵本はストレートな描写が多々あります。例えば、オオカミのお腹を切って石を詰めて沈めるとか、おばあさんがスズメの舌を切ってしまうとか。そういったある種、えげつない部分も含めて、代々受け継がれているのには何かしらの意味があると思うんです。

古本もよく利用しますよ。絵本は値段が高いので、神田の古本市で紐で縛られた絵本の束を買ったことも何度かあります。値段も手頃ですし、「ほかのだれかが読んだ絵本」ならではの楽しみ方もあります。シミを見つけたら「だれかのお気に入りの一冊で、お菓子やジュースを片手に何度も読んだのかな」と想像したり、いたずら書きがあればそれもまた味わい深かったり……。

息子の趣味嗜好が偏らないように、この本棚は定期的に入れ替えています。最近は「絵本」というくくりを取っ払い、息子が興味を持った路線図や時刻表も置いています。よく本棚から出して眺めていますね。

「想像力」と「創造力」を刺激する、親子参加型の絵本ワークショップを企画・運営する団体です。子育て期の女性たちが教育やビジネスの現場で培ったスキルや経験を生かして、親と子の学びの場をつくっています。
くまのこ絵本工房 : http://www.facebook.com/kumanokoehon/